話せるブログ 第65回 感性&思考「歯科医がつくる空気」

この連載について
一人ひとりの答えが違う歯科医療。そんな中、話せる歯科医は、患者さんの言いなりでもなく、自分勝手でもない。科学的な根拠も大事だけど、ときに感覚やあいまいさを優先する。ではいったいどんな歯科医が話せる歯科医なのか? 私、内藤の経験や物語をとおして、話せる歯科医をひも解いていきます。ここには、これからの歯科医療における答えの決め方のヒントがあるはずです。

多くの歯科医院がありますが、
それぞれに特色があります。

そしてその特色は、
その歯科医院の空気に
あらわれているように思います。

もし短時間に
多くの患者さんを診るために
できるだけ回転率を高くしている
医院ならばその空気が流れています。

一人の患者さんに時間をかけて
じっくり治療を行うスタイルならば
その空気が流れています。

その空気の中なら
結果が出ることも、
空気が変わると結果が
出ないこともあります。

だからその空気は、
治療の結果や患者さんの
満足度に影響している
ように思います。

回転率の高いところと、
そうでないところで、
空気が違うのは、
分かりやすいと思います。

ただここで言いたいことは
それほど分かりやすい
話ではないんです。

私たちが行う歯科治療行為は、
良くも悪くも、
体に影響を与えています。
これは間違いのない
事実だと思います。

ただどれだけ体に
影響を与えるかは、
その歯科医院の空気の
影響も受けているという話。

歯科治療により、
体に変化を与えようと
している医院には、
その空気が流れているから
体への変化が出やすいのです。

その空気は、

気とか波動とか、
そういう言葉で表現される
ものでもあるかと思います。
そうなるとちょっと
わかりにくいですよね。

では何がその空気を
つくり出すのでしょうか。

その空気は
いろんなことが関係した
感覚的なものではありますが、
あえて一つ関係するものを

言葉で表すとしたら、

「そこに関わる人達の共通認識」
があると考えています。

そしてその共通認識を
皆が信じていること。

じゃあどんな共通認識でしょうか?

今行っている歯科治療で、
こんな体の変化を期待して
そのためにやっているんだという認識。
そしてその変化が起こるはずだと
信じていること。

術者、アシスタント、患者、
関わる人達がそんな思いをもち、
その枠組みの中で、
話し合いや治療が進んでいること。

そういう空間では、
同じ技術が発揮されたとしても
結果が出やすくなるように
思います。
この空気をつくるというのは、
一朝一夕ではいかないこと。
だからそれがその歯科医院の
特別性になるのだと思います。

(次回へ続く)

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