話せるブログ 第73回 感性&思考「最初の関係性を変えることは難しい」

この連載について
一人ひとりの答えが違う歯科医療。そんな中、話せる歯科医は、患者さんの言いなりでもなく、自分勝手でもない。科学的な根拠も大事だけど、ときに感覚やあいまいさを優先する。ではいったいどんな歯科医が話せる歯科医なのか? 私、内藤の経験や物語をとおして、話せる歯科医をひも解いていきます。ここには、これからの歯科医療における答えの決め方のヒントがあるはずです。

人と人との関係性について
とても不思議なことがあります。

それは最初に出会った時の
関係性はその後なかなか
変わらないということです。

例えば、
中学や高校時代の
先輩後輩の関係性は、
卒業後、社会人になってからも、
ずっと続いていきます。
それに年齢としては1歳しか
変わらないのにとても大きな差を
感じます。

大学や社会人になると、
学年と年齢が一致しないことが
多くなります。
でも先輩後輩は、
年齢ではなく学年で決まる。
だから年上の後輩、
年下の先輩という関係が生まれます。

私は、一度社会人として働いてから、
編入学して歯科医になりました。
そのときはじめて、
年下の同級生、年下の先輩、
を経験しました。
不思議と年齢の差を
あまり感じることなく、
その関係性がつくられました。
そしてその関係性は
今も続いています。

このように最初の出会い方で
関係性は決まります。

その関係性はつくりやすいものです。
そして一度できた関係性は
その後なかなか変わることは
ありません。

職場でもそうです。
最初に出来上がった関係性は、
なかなか変わりません。
何もできない新人として
入ったときにつくられた
関係性はその後も続きます。

別の職場で
関係性を新たにつくることは
簡単ですが、同じ職場で
最初にできた関係性を
変えていくことは
なかなか難しいことです。

だから、
たたき上げの人は
すごいなと思います。
着実に実力をつけ、
新人のときにできた関係性を

だんだんと周りの人から
認められ応援されるような
関係性に変えていった人
なのだと思うからです。
そんな人に
あこがれますね。

(次回へ続く)

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